誰でも買えるフリーメーソン・グッズ

最後に、ブティックに入った。これくらいいいだろう、と思って写真を撮ったら、怒られた。消せ、とは言われなかったので、掲載する。
ブティックでは、コンパス・定規模様のネクタイ、紋章入り白手袋(儀式用だろう)、エプロン、レターセット、チョコレートまで売っていた。ハロウィーンの扮装用に買う人がいるかもしれないなあ。

結局、見られる部分は全部見たが、やはり何なのかわからない。儀式を見たって、おそらくなんだかわからないだろう。

これだけの建物を維持するだけでもたいへんな経費がかかるので、気になるのは、会費だ。パンフレットによると、
「ロッジによって異なるので、懐具合に合わせてロッジを選べばよい。懐が許せば、いくつものロッジに同時に入ることも可能。加入時に、加入料とエプロン代を払い、あとは年会費、運営費を支払う。チャリティへの支払いは任意で行う」
とあって、その額は明かされていない。

公開された建物を見ても、通りいっぺんの公式パンフレットを読んでも、結局のところ、実態はわからん、という結論に。秘密結社ではない、と一生懸命強調しているところが、あやしいといえばあやしい。
だから陰謀論も生まれるのだろう。