オペラ「更級日記」、「班女」

新しい趣向といえば、今年、日仏交流150年を記念して、さまざまな催しが予定されているなかに、日本関係の新しいオペラがある。
3月、リヨン歌劇場で、オペラ「更級日記」。舞踏集団、山海塾を主宰する天児牛大(アマガツウシオ)氏の演出、音楽はハンガリーの現代作曲家、Peter Eötvös(どう読むのかな)。
三島由紀夫の近代能楽集のひとつ、「班女」(細川俊夫作曲、何年か前にプロヴァンスで初演)も同じくリヨンで上演される。

大野和士氏は現在、リヨン歌劇場で首席指揮者を務められているから、そのおかげで日本関係の斬新な催しが可能となったのかもしれない。
日本でも、こうした新作品の上演が可能なのだろうか。

リヨンは、食べ物が重そうだし、ブルジョワ風のイメージがあって、私にはいまひとつ魅力がない町なのだが、これを機に行ってみようかな。