2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

フランスNPO、福島で食品汚染を測る

5月24日、フランスのCRIIRADというNPOの原子物理学者と土壌調査専門家が日本で活動を開始した。CRIIRADというのは、「放射能に関する調査および情報提供の独立委員会」で、ちゃんとしたラボを持ち、フランス厚生省から技術資格証明書も発行されているれっき…

あと7万人避難せよ、仏放射線防御原子力安全研究所の報告書

フランスのIRSN(放射線防御原子力安全研究所)はこのほど、福島原発事故によって影響を受けた北西部の住人が、事故から66日目にどれだけ外部被曝を受けたか、を評価するレポートを発表した。 この機関は、日本の原子力安全委員会に相当するもので(原発推進…

IMFストロスカーンの逮捕

国際通貨基金(IMF)トップのストロスカーン専務理事がニューヨークで、ホテルの客室メードに対する性的暴行容疑で逮捕された。フランスにとっては、大地震に等しい大事件だ。イニシャルをとってDSKと呼ばれる氏は、2012年大統領選挙で社会党から出馬する…

G mail 詐欺にご用心

注意深いフランス人の友人がひっかかった。Gmail から正式書類のようなメールがきて、「情報確認のため、これに記入して送付してくれ、期限までに返送がない場合は、Gmailが使用できなくなる」、というのである。メールアドレスに加えて、パスワードまで入力…

福島の子供たち

日本の文部科学省は4月19日、年20ミリシーベルトまで子供たちが被曝してもいい、という放射線量基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知した。これは、ドイツの原発労働者に適用される最大線量に相当するうえ、子どもの感受性の強さや内部被ばくをまったく…

ビン・ラデン

ビン・ラデン殺害の大ニュースにアメリカは沸いているらしい。パリでもほとんどの新聞の一面がビン・ラデンのひげ面だった。それがそのまま、新聞雑誌の広告ポスターになって町中に貼られているから、妙な気分だ。丸腰だったのなら、なんで生け捕りにしなか…

原子力について情報公開を求めるマーチ

30日土曜日、バスティーユで「日本と連帯し、原子力について情報公開を求めるマーチ」があった。参加者400-500人の小規模なデモだが、フクシマ以後何度かやっているようだ。脱原発ネットワークのパリの人たちが組織したもの。政党もきていたが、一般市民のほ…