バルトリ漬けの一日

朝11時のコンサート
2008年3月24日は、28歳で亡くなった伝説のオペラ歌手マリア・マリブランの生誕200周年。マリア・マリブランを敬愛するメゾソプラノチェチーリア・バルトリが朝11時から3回も出演して、マリアのレパートリーを歌う特別コンサートがあった。マリア・マリブランの歌は聞いたことがないが、録音は残っているのだろうか。

朝11時のチケットを、ラッキーなことに、去年10月に買った友人から譲ってもらえた。会場のサル・プレイエルに行くと、夜8:45分のガラコンサートのチケットを数枚持っている人に人だかりができていた。一枚買った。定価で売ってくれたのでダフ屋ではなさそうだが・・・。

少し前にこのホールにマルタ・アルゲリッチのコンサートに来たとき、「チケット要らないか」、と寄って来たダフ屋が、この夜は「チケット2枚書いたし」という紙を持って寒い中を立っていた。ここで買って転売して、いくらの利益になるのかしら。あまり利益のあがる商売ではなさそうだ。