フォンテーンブローの森

フォンテーンブローの森に歩きに行った。パリのリヨン駅を出て、45分後にはすでに森のなか。この森に詳しい友人にくっついて行ったのだが、駅から歩いて2分のところに、知らなければ見過ごしてしまうような入り口があった。電車の音が聞こえるのに、一歩足を踏み入れると、深山幽谷の趣きだ。
樫の葉のうえをさくさく歩く。
ー動物の形をした岩ーー
木の幹も岩も、しっとりしたコケに覆われていて、高尾山にもこんな景色があったっけ・・・。
 
松の下には、セップ(香りは違うが、形状はマツタケに似たキノコ)が生えていた。友人は見つけるのがうまい。栗のイガもたくさん落ちていたが、残念なことに、イガだけだった。
ー地元のご夫婦の収穫ーー

岩場や山の小径を上ったり下りたりが3時間、最後に平らな森に入ったところで、大雨に。標識がはっきりしないうえ、散歩道が縦横に走っているので、何度も迷う。2時間ほど歩いて、やっと森の北端の町ボワ・ド・ロワにでた。フォンテーンブロー駅から、ボワ・ド・ロワまで、森をほぼ縦断したことになる。

ースポンジ岩ーー

パリからこんな近くに、これだけの自然があることに感動!天気が少々悪くったって、ぐずぐずしないで、もっと外にでてみよう