2009-01-01から1年間の記事一覧

3日のオーバーステイ

トレッキングはきつかった。開始3日目に5600mの峠越え、氷河下り。腰まで来る濁流渡り・・・。 下痢と腹痛、吐き気が激しい。トレッキング開始前のトラブルで、体が疲れきっているのに、出国期日にあわせて予定を変更したため、強行スケジュールになってし…

2晩続けてバスで寝る

ゲストハウスにまたタクシーを飛ばす。クル、マナリ行きのバスは午後5時が最終、と聞いていたが(こういう情報も、旅行社によってまちまち)、ゲストハウスの近くにバスがいた。出発は夕方7時。あと10分しかない。急いで荷物を取ってすぐバスに乗る。今度…

マナリからクルへ、クルからデリーへーーバスに揺られて15時間

マナリで月曜日、まずSPオフィスを探す。行き当てた警察で、外人関係の業務はマナリではなく、クルでやっている、と聞く。クルはデリー方向にローカルバスで1時間半。友人がマナリ観光をしているあいだ、私は1人でクルへ。行ってみると、担当者が休みなの…

臨時上陸許可をもらう(それが悪夢のはじまりだった)

7月23日、デリーに着陸する直前、ランディングカードを書く必要があった。ビザの期限を記入しなければならないが、7月7日から6ヶ月って、何月何日だろう、と指折り数えていると、隣に座っていた友人が、「7月7日が期限ってなってる!」と叫ぶ。 えー…

恐怖のインド旅行

(ラダックの高地にあるツォモリリ湖)夕べ悪夢を見た。お腹に巻いていたパスポートの表紙がいたんで、文字がかすれている。 生温かいパスポートは、お腹のカーブを「形状記憶」していて、中のページもいたんでいた。「どうしよう、インドを出られない」、と…

男女の違い

きのうジムの更衣室に入ったら、裸の男性がふたりいた。後ろ姿だが、体型やすね毛などまったくもって男なのだ。着替え中の女性と話をする声も、まったくもって男性だ。女性の更衣室にいるということは、どんな姿であっても「女性」ということなのだろう?! ジ…

パリ、不況は目に見えず

先月末に書いたのに、またまたアップを忘れていた。3月末、完全失業者が2月から比べて79900人増えて238万人になった、という相変わらずの暗いニュース。仕事が減った人は340万人。特に若者の間で失業が増えている。 従業員の3分の1にあたる110人の削減計…

フランス、核実験の被害者に補償

今日のニュースによると、フランス政府はやっと、サハラと南太平洋での核実験の被害者の補償に取り組むことになった。先日、映画「Gerboise Bleue (ジェルボアーズ・ブルー)」について書いたばかりだが、こうした映画の上映やそれによって生まれた世論もい…

パリの春、ゼネストの春

すばらしい春日和の今日、フランス中がゼネストをするそうだ。パリでは100万人以上がデモに参加すると見られている。交通機関の多くがストに参加しており、市の貸し自転車も今日は出払っていることだろう。近所の高等教育機関では2日前、学生が教室を占拠し…

盲学校でコンサート

昨夜、友人に誘われて、詩と音楽の夕べに出かけた。パリ書籍見本市の一環だという。 番地を頼りに歩いていたら、盲導犬を連れた人がたくさん同じ方向に歩いていた。探し当てた番地は、たいへん立派な建物で、「盲学校」と書いてあった。 詩の朗読コンサート…

フランス料理の学校、フェランディ校でオープンデー

ただで楽しめる催しに詳しい友人が、フェランディ専門学校(正式名称は、パリ商工会議所フェランディ校)のオープンデーに誘ってくれた。フランス料理、お菓子、製パンのみならず、レストラン給仕、販売員などのスペシャリストを養成する有名な学校だ。これ…

チベットの日

10日火曜日は、チベット大蜂起・中国軍による弾圧・ダライラマの出国からちょうど50年目。今年、中国政府は早いうちからチベットに軍隊を派遣し、戒厳令下のような警備を敷いて、暴動勃発の牽制に成功したようだ。しかし、中国内のチベット地区を取材しよう…

普遍的管轄権に期待!

(2月17日に書いたが、アップするのを忘れていた) きのう、スペインの弁護士ゴンザロ・ボイェ氏の会見がパリの人権保護団体のオフィスで開かれた。スペインの司法裁判所は1月末、2002年にガザで起きたイスラエルの戦争犯罪について、裁判を行うことを決定し…

Gerboise Bleue (ジェルボアーズ・ブルー)からちょうど49年

きのう、アジア食材店に豆腐を買いにいった。その帰り、通りがかりの映画館で、興味深い映画が始まるところだったので、豆腐とネギ、醤油瓶が入った買い物袋を下げて、入ってみた。夕方5時近く、それほど観客はいなかったが、みんなポツポツと一人で座って…

ガザの殺戮とオバマ

スノボーをしに行ったが、初日に肋骨を2本折る大転倒をしてしまった。大風で雪が舞い上がり、何にも見えない中、いきなり転倒したのだ。 情けない。天気の悪いときは滑るな、が年寄りスノーボーダーの鉄則、と再認識。 その後、すばらしい快晴の日が2日あ…